第1章-2 画面構成の理解(リボン・セル・シート)

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

  • Excelは「デジタルのノート」です。 まずはリボン・セル・シートの3点だけを覚えましょう。
  • セルは入力するマス目です。シートはページ。 リボンは作業の道具箱ですね。
  • セルの住所(A1など)と数式バー名前ボックスの役割を見ていきます。
  • 「リボンが消えた」も自分で戻せます。 今日で不安をなくしましょう。

はじめに

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。


初めてのExcelは、ボタンが多く見えて戸惑いますね。
でも心配はいりません。 最初は3つの場所だけ見れば大丈夫です。
今日は「見る場所」をゆっくり確認していきましょう。

安心してください。見る場所が分かれば、Excelはもっと身近になりますよ。

この記事では、基本の流れをやさしく解説します。
検索から何度でも戻れるよう、図解と手順を残しました。
まずはブログで土台を作りましょう。
応用編や練習問題はnoteで詳しく扱っています。
※この記事ではWindows OSを利用しております。

【プレビュー】第1章-2 画面構成の理解(リボン・セル・シート)|Hiro@PCスキル工場|note
【有料note版】1-2.画面構成の理解(リボン・セル・シート)初心者が"すぐ得する"応用ワザ付き朝礼(本日の要点)Excelはリボン・セル・シートで動きます。住所は「列+行」(例:A1)です。数式バーは編集する場所。名前ボックスは住所確認...

A. 基本の使い方(まず覚える3つ)

1) リボン(道具箱)

画面の一番上にあります。
ホーム挿入などのタブが並んでいますね。
よく使うのはホームタブです。
太字や色、コピーや貼り付けの操作がここにあります。

タブをクリックすると、その中の道具(ボタン)が表示されます。
引き出しを開けるイメージです。

リボンは道具箱。この感覚をつかめば、もう迷いません。


2) セル(入力するマス)

中央にマス目が並んでいます。これがセルです。
列はA・B・C…(アルファベット)で表示されます。
行は1・2・3…(数字)ですね。 住所は「列+行」で表します。例えばA1B5です。

地図の座標のようなものと考えてください。

セルの周りにある便利な場所

名前ボックス(左上)には、今選んでいるセルの住所が出ます。
ここに住所を入力すると、そのセルへ一気に移動できますよ。

数式バー(右側)には、セルの中身が表示されます。
長い文章や計算式(数式)は、ここで編集できます。

セルの住所が分かれば、目的の場所へすぐたどり着けます。安心ですね。


3) シート(ページ)

画面の一番下にタブが並んでいます。
これがシート見出しです。
ページの切り替えを行う場所ですね。
ボタンで新しいシートを追加できます。
タブをダブルクリックすると、名前を変更できます。
例えば「Sheet1」→「売上」や「顧客リスト」など。

分かりやすい名前にしておくと、後で探しやすくなりますよ。

シートに名前を付ける習慣を付けると、作業がぐっと楽になります。


ミニ練習(2分)

実際に手を動かしてみましょう。

手順1:セルに文字を入力

  1. A1をクリックします。
  2. 「練習」と入力します。
  3. Enterを押します。

手順2:シート名を変更

  1. 下部の「Sheet1」をダブルクリックします。
  2. 練習シート」と入力します。
  3. Enterを押します。

手順3:名前ボックスで移動

  1. 名前ボックスをクリックします。
  2. C5」と入力します。
  3. Enterを押します。C5へ移動しますよ。

手を動かすと、理解が深まります。焦らず進めてくださいね。


B. 失敗例と解決(つまずきを先回り)

1) 「リボンが消えた!」と焦る

【原因】 タブをダブルクリックしてしまい、最小化されました。
     ボタンが隠れて、タブだけが見える状態です。
     初めての方は、とても焦りますね。

【解決】 落ち着いて、次のどちらかをやってみましょう。

方法1:タブをもう一度ダブルクリック 元に戻ります。

方法2:右上のピン留めボタンを押す 📌マークを押して固定できます。

これで慌てずに対応できますよ。

もう、リボンが消えても怖くありません。自分で戻せますね。


2) セル選択で手がつかれる

【よくある操作】 マウスで長いドラッグを続けます。 時間がかかって、ミスもしやすくなります。

【解決:キーボードを活用】

キーボードを使うと、とても楽になりますよ。

  • Ctrl+矢印:データの端へ一気に移動します。
  • Shift+矢印:選択範囲を1マスずつ広げます。
  • Ctrl+Shift+矢印:端まで一気に選択できます。
  • Ctrl+A:表全体を一気に選択します。

まずはCtrl+Aだけ覚えましょう。 これだけでも、作業が速くなります。

キーボードを使えば、手の疲れもぐっと減りますよ。


3) シートが多くて迷子になる

【原因】 「Sheet1」「Sheet2」のままで、用途が分かりません。
    目的のシートを探すのに時間がかかってしまいます。

【解決1:分かりやすい名前を付ける】 ダブルクリックで、分かる名前に変更しましょう。
                  例えば「売上」「顧客リスト」「集計」など。

【解決2:全シート一覧を使う】 シート見出し左の◀▶ボタンを右クリックします。
               全シート一覧が出てきます。そこから一発で移動できますよ。
               シートが多い時は、この方法がとても便利です。

名前を付けて整理すれば、迷子にならずに済みますね。


C. まとめ(今日の定着ポイント)

今日学んだことを、確認してみましょう。

  • リボン・セル・シートを言葉で説明できますか。
  • セル住所(例:B3)を読めますか。
  • 名前ボックスで指定移動はできますか。
  • リボンの復旧は自力でできますか。

全部できたら合格です。明日に生かしましょう。

できることが増えると、Excelがどんどん楽しくなりますよ。


終礼(本日のまとめ)

  • Excelは「ブック(ノート)→シート(ページ)→セル(マス)」の構造です。
  • 上はリボン、中央はセル、下はシートですね。
  • 数式バー名前ボックスの役割を理解しました。
  • 「リボンが消えた」も復旧できます。安心して進めましょう。

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