朝礼(本日の要点)
- Excelは「デジタルのノート」です。 まずはリボン・セル・シートの3点だけを覚えましょう。
- セルは入力するマス目です。シートはページ。 リボンは作業の道具箱ですね。
- セルの住所(A1など)と数式バー・名前ボックスの役割を見ていきます。
- 「リボンが消えた」も自分で戻せます。 今日で不安をなくしましょう。
はじめに
こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
初めてのExcelは、ボタンが多く見えて戸惑いますね。
でも心配はいりません。 最初は3つの場所だけ見れば大丈夫です。
今日は「見る場所」をゆっくり確認していきましょう。
安心してください。見る場所が分かれば、Excelはもっと身近になりますよ。
この記事では、基本の流れをやさしく解説します。
検索から何度でも戻れるよう、図解と手順を残しました。
まずはブログで土台を作りましょう。
応用編や練習問題はnoteで詳しく扱っています。
※この記事ではWindows OSを利用しております。

A. 基本の使い方(まず覚える3つ)
1) リボン(道具箱)
画面の一番上にあります。
ホーム、挿入などのタブが並んでいますね。
よく使うのはホームタブです。
太字や色、コピーや貼り付けの操作がここにあります。
タブをクリックすると、その中の道具(ボタン)が表示されます。
引き出しを開けるイメージです。
リボンは道具箱。この感覚をつかめば、もう迷いません。
2) セル(入力するマス)
中央にマス目が並んでいます。これがセルです。
列はA・B・C…(アルファベット)で表示されます。
行は1・2・3…(数字)ですね。 住所は「列+行」で表します。例えばA1、B5です。
地図の座標のようなものと考えてください。
セルの周りにある便利な場所
名前ボックス(左上)には、今選んでいるセルの住所が出ます。
ここに住所を入力すると、そのセルへ一気に移動できますよ。
数式バー(右側)には、セルの中身が表示されます。
長い文章や計算式(数式)は、ここで編集できます。
セルの住所が分かれば、目的の場所へすぐたどり着けます。安心ですね。
3) シート(ページ)
画面の一番下にタブが並んでいます。
これがシート見出しです。
ページの切り替えを行う場所ですね。
+ボタンで新しいシートを追加できます。
タブをダブルクリックすると、名前を変更できます。
例えば「Sheet1」→「売上」や「顧客リスト」など。
分かりやすい名前にしておくと、後で探しやすくなりますよ。
シートに名前を付ける習慣を付けると、作業がぐっと楽になります。
ミニ練習(2分)
実際に手を動かしてみましょう。
手順1:セルに文字を入力
- A1をクリックします。
- 「練習」と入力します。
- Enterを押します。
手順2:シート名を変更
- 下部の「Sheet1」をダブルクリックします。
- 「練習シート」と入力します。
- Enterを押します。
手順3:名前ボックスで移動
- 名前ボックスをクリックします。
- 「C5」と入力します。
- Enterを押します。C5へ移動しますよ。
手を動かすと、理解が深まります。焦らず進めてくださいね。
B. 失敗例と解決(つまずきを先回り)
1) 「リボンが消えた!」と焦る
【原因】 タブをダブルクリックしてしまい、最小化されました。
ボタンが隠れて、タブだけが見える状態です。
初めての方は、とても焦りますね。
【解決】 落ち着いて、次のどちらかをやってみましょう。
方法1:タブをもう一度ダブルクリック 元に戻ります。
方法2:右上のピン留めボタンを押す 📌マークを押して固定できます。
これで慌てずに対応できますよ。
もう、リボンが消えても怖くありません。自分で戻せますね。
2) セル選択で手がつかれる
【よくある操作】 マウスで長いドラッグを続けます。 時間がかかって、ミスもしやすくなります。
【解決:キーボードを活用】
キーボードを使うと、とても楽になりますよ。
- Ctrl+矢印:データの端へ一気に移動します。
- Shift+矢印:選択範囲を1マスずつ広げます。
- Ctrl+Shift+矢印:端まで一気に選択できます。
- Ctrl+A:表全体を一気に選択します。
まずはCtrl+Aだけ覚えましょう。 これだけでも、作業が速くなります。
キーボードを使えば、手の疲れもぐっと減りますよ。
3) シートが多くて迷子になる
【原因】 「Sheet1」「Sheet2」のままで、用途が分かりません。
目的のシートを探すのに時間がかかってしまいます。
【解決1:分かりやすい名前を付ける】 ダブルクリックで、分かる名前に変更しましょう。
例えば「売上」「顧客リスト」「集計」など。
【解決2:全シート一覧を使う】 シート見出し左の◀▶ボタンを右クリックします。
全シート一覧が出てきます。そこから一発で移動できますよ。
シートが多い時は、この方法がとても便利です。
名前を付けて整理すれば、迷子にならずに済みますね。
C. まとめ(今日の定着ポイント)
今日学んだことを、確認してみましょう。
- リボン・セル・シートを言葉で説明できますか。
- セル住所(例:B3)を読めますか。
- 名前ボックスで指定移動はできますか。
- リボンの復旧は自力でできますか。
全部できたら合格です。明日に生かしましょう。
できることが増えると、Excelがどんどん楽しくなりますよ。
終礼(本日のまとめ)
- Excelは「ブック(ノート)→シート(ページ)→セル(マス)」の構造です。
- 上はリボン、中央はセル、下はシートですね。
- 数式バーと名前ボックスの役割を理解しました。
- 「リボンが消えた」も復旧できます。安心して進めましょう。


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