複数のセルを同時選択
Excelの「まとめて選ぶ」ワザを、やさしく学びましょう。
基本のえらび方
まずは基本から。となり合ったセルや、離れた場所にあるセルをまとめて選ぶ方法です。
となり合ったセルを選ぶ
キーボードなら、マウスより正確に選べます。
Shift+矢印キー
離れたセルを選ぶ
あちこちに散らばったセルを、一度に選べます。
Ctrl+クリック
便利なワザ:高速ショートカット
たくさんのデータを扱う時に便利なワザです。作業がずっと速くなります。
データの端まで選ぶ
データの終わりまで一瞬で選びます。
Ctrl + Shift + ↓
行をぜんぶ選ぶ
今いる行を、丸ごと選びます。
Shift + Space
※半角モードの時だけ使えます
列をぜんぶ選ぶ
今いる列を、丸ごと選びます。
Ctrl + Space
表全体 / ぜんぶを選ぶ (Ctrl + A)
押す回数で選ぶ範囲が変わる、とても便利なキーです。
- 1回押す: 表など、データのかたまりを選びます。
- 2回押す: シートのセルをぜんぶ選びます。
安心のワザ:追加モード
「せっかく選んだのに、クリックを間違えて消えちゃった…」そんな失敗を防ぐ、安心の機能です。
使うキー: Shift + F8
1
モードをオンにする
下の「試す」ボタンを押して「追加モード」にします。
2
自由に選ぶ
キーから手を離して、好きなセルをクリックで追加できます。
3
モードをオフにする
下のEscボタンか、キーボードのEscキーで元に戻ります。
実践・活用してみよう
セルを選ぶのは準備です。選んだ後に何をするかが、もっと大事です。
最強ワザ: 一気に入力
選んだセル全部に、同じ文字や数字を一度に入力するワザです。
1
まず、入力したいセルを複数えらびます。
2
次に、文字や数字を入力します。
3
最後に、Enter のかわりに Ctrl + Enter を押します。
作業時間をくらべてみよう
このワザを使うと、どれだけ速くなるか見てみましょう。
ショートカット一覧
ここで紹介した便利なショートカットキーの一覧です。いつでも確認できるように活用してください。
操作 | ショートカット |
---|---|
離れたセルを選ぶ | Ctrl + クリック |
データの端まで選ぶ | Ctrl+Shift + 矢印 |
列をぜんぶ選ぶ | Ctrl+Space |
行をぜんぶ選ぶ | Shift+Space |
一気に入力 | Ctrl+Enter |
安心の追加モード | Shift+F8 |
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