第4章-8 Ctrl+Sで保存する習慣を!

Excel
【かんたん解説】Ctrl+Sで保存! | Excelのデータ消失を防ぐ方法

Ctrl+Sで保存する習慣を!

なぜ、つい保存を忘れてしまうの?

「うっかり」の裏には、実は理由があります。誰にでもある心のクセを知って、対策を立てましょう。

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「まあ、大丈夫」という思い込み

「今まで固まったことないし、次も大丈夫だろう」と考えてしまう心の働きです。でも、危険はいつも突然やってきます。

「あとでやろう」のワナ

保存は少し面倒なので、つい後回しにしがちです。その「あとで」が積み重なると、危険も大きくなります。

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集中しすぎの落とし穴

作業に夢中になっていると、保存のような他のことをすっかり忘れてしまいます。一番大事な作業中にこそ、危険は潜んでいます。

どんな時にデータは消えるの?

Excelの自動機能も万能ではありません。それぞれの長所と短所を知って、賢く使いこなしましょう。

保存の方法くらべ

※ 自動回復は、設定によっては作業の一部が消えることがあります。

機能 良いところ 注意するところ
`Ctrl+S` (自分で保存) 自分の好きなタイミングで、確実に保存できる。一番安心。 自分で押すのを忘れないようにする必要がある。
自動回復 PCが固まった後、作業の途中まで戻せる可能性がある。 保存するまでの作業は消えてしまうことがある。
自動保存 (クラウド) インターネットにつないでいれば、自動でどんどん保存してくれる。 間違った変更もすぐに保存されてしまう。

「Ctrl+S」をクセにしよう!

「がんばる」のではなく、自然に指が動くように。かんたんな練習で、保存を当たり前にしましょう。

習慣にする3つのステップ

きっかけ

「キリのいい所まで終わったら」

やること

`Ctrl+S` を押す

ごほうび

「よし、安心!」と感じる

7日間チャレンジ

意識してやってみる

まず「一行入力し終わったら」など、一番簡単なきっかけを一つだけ決めます。その時だけ `Ctrl+S` を押すことに集中します。

きっかけを増やす

慣れてきたら、きっかけをもう一つ増やします。例えば「電話が鳴ったら、出る前に押す」など。色々な場面で押す練習です。

自然にできるように

練習を続けると、保存しないと何だか気持ち悪く感じてきます。そうなれば、もう習慣になったサインです!

もっと安心!上級テクニック

大事なファイルを間違って上書きしないための、プロの技も覚えておきましょう。

`Ctrl+S` (上書き保存)

今のファイルに、変更した内容を保存します。作業の途中で、こまめに使いましょう。

`F12` (名前を付けて保存)

ファイルのコピーを、別の名前で新しく作ります。バックアップや、大きな変更の前に使います。

上書きを防ぐプロの技

技1:自動でバックアップを作る

「名前を付けて保存」の画面で設定すると、一つ前の状態のファイルが自動で残るようになります。万が一の時のお守りです。

技2:テンプレートを安全に使う

お手本のファイルを右クリックして「新規作成」を選ぶと、元のファイルを汚さずに、安全に作業を始められます。

この小さな習慣で、あなたの大事な時間を守りましょう。

© 2025 Excel 保存術推進委員会

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