第1章-10 複数シートの切り替え方

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

  • 基本:下のシートタブをクリック
  • 最速Ctrl + PageDown / PageUp(次/前のシート)。
  • シートが多い時:左下のタブスクロール矢印を右クリック全シート一覧から一発ジャンプ。
  • 目次シート=HYPERLINK("#Sheet2!A1","Sheet2へ") でジャンプリンク。

はじめに

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。


Excelで複数のシートを行き来できると、探す時間を減らし、入力ミスも減少します。
本記事はWindowsユーザー向けに、初心者や高齢者・スマホ利用者でも迷わないよう、マウス操作 → キーボード操作 → たくさんのシートの扱い方の順で、最短ルートだけをシンプルにまとめました。今日から使える“いつもの癖”を作って、毎日の作業をラクにしましょう。
※この記事ではWindows OSを利用しております。


基本:マウスでサッと切り替え

  1. 画面下のシートタブをクリック
  2. 右端ので新規シート
  3. 右クリックで「名前の変更」「削除」「移動またはコピー
  4. タブをドラッグで並べ替え

最速:キーボードでパッと移動

  • 次のシートへCtrl + PageDown
  • 前のシートへCtrl + PageUp

ノートPCのコツ
PgUp/PgDn が単独キーでない場合、
Ctrl + Fn + ↓(PgDn相当) / Ctrl + Fn + ↑(PgUp相当) を試してください。

代替法(覚えやすい)
F6シートタブにフォーカス← / → で移動 → Enter で決定。


シートが多すぎる時のワザ

一覧から一発ジャンプ

  • 左下の〈◀ ▶〉タブスクロール矢印を右クリック
  • 表示されたシート一覧から選んで移動

端まで瞬間移動

  • タブスクロール矢印をCtrl + クリックで先頭/末尾へ

“目次シート”で超快適に

1枚「目次」シートを作り、各シートへハイパーリンク

  • 例:=HYPERLINK("#Sheet2!A1","Sheet2へ")(同一ブック内のSheet2のA1へ)
  • 各シートのA1などに =HYPERLINK("#目次!A1","目次へ戻る") を置けば往復がラク。
    ※ シート名を変えたらリンクも更新を。

うまく動かない?チェック4点

  1. 押し間違いCtrl + PageDown/Up になっているか
  2. Fn が必要:ノートPCは PgUp/PgDn が Fn 併用の場合あり
  3. 編集モード:セルでカーソル点滅なら Esc で解除してから
  4. Scroll Lock:点灯なら Scroll Lock をオフ

60秒ドリル(今日の習慣化)

  1. 空のブックに3枚シートを追加
  2. Ctrl + PageDown/Up10往復
  3. 左下の矢印を右クリック→一覧から目的のシートへ
  4. 目次に =HYPERLINK("#Sheet2!A1","Sheet2へ") を入れて動作確認

終礼(本日のまとめ)

  • 通常はショートカット、迷ったら一覧表示、定番ファイルは目次リンク
  • ノートPCはFnの有無に注意。編集中はEscで解除。
  • 毎回1回でもショートカットを使う――それだけで確実に時短できます。

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