Excel作業がグッと楽になる!行と列の追加・削除マスターガイド
Excelで表を作っていると、「あ、ここに行を足したい!」「この列、いらないな…」なんてこと、よくありますよね。このガイドでは、行や列を柔軟に操作するための基本から応用まで、見て・触って・読んで、楽しくマスターできます!
① 基本の操作:マウスで簡単!
まずは、マウスを使った基本的な操作から始めましょう。Excelには、画面上のボタンをクリックしたり、右クリックメニューを使ったりと、直感的に操作できる方法が用意されています。
右クリックメニューから操作する
行の追加:新しい行を挿入したい位置のすぐ下の行の行番号(1, 2, 3...)を右クリックし、「挿入」を選びます。選択した行の上に新しい行が追加されます。
列の追加:新しい列を挿入したい位置のすぐ右の列の列名(A, B, C...)を右クリックし、「挿入」を選びます。選択した列の左に新しい列が追加されます。
行/列の削除:削除したい行の行番号、または列の列名を右クリックし、「削除」を選びます。行や列が削除され、自動的に詰まります。
リボンの「ホーム」タブから操作する
画面上部の「ホーム」タブにある「セル」グループからも操作できます。行や列を選択した状態で「挿入」または「削除」ボタンをクリックし、目的の操作を選びます。
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② 応用ワザ:複数まとめて操作!
たくさんの行や列を一度に操作したい場合、このテクニックが役立ちます。コツは「追加・削除したい数だけ、行や列を選択する」ことです。
複数の行・列を選択するコツ
- 連続選択:最初の行番号(または列名)をクリックし、
Shift
キーを押しながら最後の行番号(または列名)をクリックします。ドラッグでも選択できます。 - 不連続選択:
Ctrl
キーを押しながら、選択したい行番号や列名を一つずつクリックしていきます。
一括で追加・削除する方法
追加:追加したい数だけ行や列を選択し、右クリックから「挿入」を選びます。例えば3行選択して挿入すると、新しい行が3行まとめて追加されます。
削除:削除したい複数の行や列を選択し、右クリックから「削除」を選びます。選択した行・列がまとめて削除されます。
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③ 時短ワザ:ショートカットキーで作業効率を大幅アップ!
マウス操作に慣れたら、次はキーボードだけでサッと操作できるショートカットキーに挑戦しましょう!作業が驚くほど速くなりますよ。
操作内容 | ショートカットキー |
---|---|
行全体を選択 | Shift+Space |
列全体を選択 | Ctrl+Space |
行/列 の挿入 | Ctrl++ |
行/列 の削除 | Ctrl+- |
ポイント:まず「選択」のショートカット(Shift + Space
など)で対象を選び、次に「操作」のショートカット(Ctrl + +
など)を実行するのが上級者への近道です!
※ ノートPCなどで+
キーが独立していない場合、Ctrl + Shift + ;
などになることがあります。
※ ショートカットがうまく動かない場合、日本語入力モードをオフ(半角英数モード)にして試してみてください。
④ 重要知識:「削除」と「クリア」の違い
この二つは意味が全く違います!この違いを理解しないと、表のレイアウトが崩れる原因になります。しっかり理解して正しく使い分けましょう。
削除
行や列そのものを取り除く操作です。削除された部分がなくなるため、後続の行は上に、列は左に自動的に詰まります。
クリア
セルの中身(データや書式)だけを消去する操作です。セルの「容器」は残るため、周りのセルは動きません。
⑤ おまけ
Excelテーブルならもっと直感的!
Excelの「テーブルとして書式設定」機能を使うと、操作がさらに簡単になります。テーブルの最後のセルでTab
キーを押すだけで新しい行が追加されたり、書式や数式が自動でコピーされたり、とても便利です。データ管理が格段に楽になるので、ぜひ試してみてください。
困ったときは:安心の`Ctrl + Z`
「あ、間違えた!」そんな時も慌てないでください。キーボードで Ctrl + Z を押せば、直前の操作を取り消して元に戻せます。これを知っていれば、安心して色々な操作を試すことができますね。
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