第1章-1 Excelの起動と終了

Excelスキル工場

朝礼(本日の要点)

今日は次の4つのことを覚えていきましょう。

  • Excelの起動4通り終了3通り
  • ブックシートの違い
  • Ctrl+Sでこまめに保存すること
  • 間違って閉じた時の復元手順

はじめに

こんにちは、PCスキル工場のHiroです。

最初につまずきやすいのが「開く・保存・閉じる」の操作なんです。
でも焦らなくて大丈夫。ゆっくり進めれば必ずできるようになります。
ここを覚えると、次の学習がずっと楽になりますよ。

※この記事はWindows OS(ウィンドウズ)を対象とします。

この記事では、基本の流れをやさしく解説します。
検索から何度でも戻れるよう、図解と手順を残しました。
まずはブログで土台を作りましょう。
応用編や練習問題はnoteで詳しく扱っています。

Excel超入門:起動・保存・終了から仕事に使うまで一気に進める|Hiro@PCスキル工場
初心者の不安をほどき、開く→保存→閉じるを安全に定着させます。 さらにテンプレ活用・自動保存・関数応用まで一気に進んでいきましょう。 目次 1. 今日のゴール(朝礼) 今日は起動4通り/終了3通りを自分で選べるようになります。 ブック/シー...

1. 起動(Excelを開く)基本の4通り

最初は1通りだけ確実にできれば十分です。慣れてきたら、他の方法も試してみてくださいね。

方法A:スタートメニュー(一番確実)

  1. 画面左下のWindowsマークをクリックします
  2. すべてのアプリを開きます
  3. Excelを見つけてクリックします

方法B:検索(速くて便利)

  1. Windowsキーを押します
  2. 「Excel」と入力します
  3. 表示されたExcelをクリックします

方法C:ファイルから(作ったファイルがある場合)

  1. 目的の「.xlsx」ファイル(エクセルファイル)をダブルクリックします
  2. そのファイルがExcelで開きます

方法D:ショートカット(よく使う場合)

 デスクトップやタスクバーのExcelアイコンをクリックします

ヒント:最初はAかBの方法が迷いにくくて、確実にできますよ。
    どちらか一つを覚えれば十分です。

2. 起動後の画面と用語

Excelが起動するとスタート画面が表示されます。まずは空白のブックを選んでみましょう。

覚えておきたい2つの言葉があります:

  • ブック:Excelのファイル全体のことです(ノート1冊のようなもの)
  • シート:ブックの中の1ページのことです。下のタブで切り替えできます

難しく聞こえるかもしれませんが、使っているうちに自然に覚えられますから安心してくださいね。

3. 保存の基本(ここが一番大切)

作業した内容を失わないためには、保存の習慣がとても大切です。最初は保存する場所と名前を決めます。その後はCtrl+Sで簡単に保存できますよ。

初回の保存(名前を付けて保存)

  1. 左上のファイルをクリックします
  2. 名前を付けて保存を選びます
  3. 保存場所(ドキュメント/デスクトップ/OneDrive)を選択します
  4. わかりやすいファイル名を入力します
  5. 保存をクリックします

2回目以降(上書き保存)

  • Ctrl+Sを習慣にしましょう。作業の区切りで押すだけです
  • 少しでも不安を感じたら、まずCtrl+Sを押してみてください

Ctrl+Sは魔法の操作です。これを覚えるだけで、作業がずっと安心になりますよ。

4. 終了(Excelを閉じる)3つの方法

用途によって使い分けます。
迷った時は、画面に出る確認メッセージをゆっくり読んでみましょう。

方法1:ファイルを閉じる

  • 右上のウィンドウの×を押します
  • Alt+F4を押します
  • ファイル → 閉じると選択する

→ Excel本体(アプリケーション)は開いたままです

方法2:Excel全体を終了する

  • タスクバーのExcelアイコンで、
    右クリック → すべてのウィンドウを閉じるを選択

→ 複数のExcelファイルを開いていて、全てのファイルを終了する場合

方法3:確認メッセージに従う

変更がある時は「保存しますか?」というメッセージが出ます:

  • 保存:変更を保存して閉じます
  • 保存しない:変更を捨てて閉じます
  • キャンセル:閉じる操作をやめます

慌てずに、メッセージをよく読んで選択すれば大丈夫です。
間違えても、やり直せますから安心してくださいね。

5. よくある失敗と解決方法

困ったことが起きても慌てる必要はありません。手順通りに進めれば、ほとんどのことは数ステップで解決できますよ。

A:起動しない/固まってしまう

  1. まずはパソコンを再起動してみましょう
  2. セーフモードで起動してみます(Ctrlを押しながらExcel起動)
  3. アドイン(追加機能)が原因のことが多いです。不要なアドインを無効にしてみましょう

B:保存しないで閉じてしまった

  1. Excelを開きます
  2. ファイル情報ブックの管理をクリックします
  3. 保存されていないブックの回復を選びます
    ※完全に復元されない可能性もあり(こまめな保存【Cntrl+S】が必要)

C:どこに保存したか忘れてしまった

  1. Excelの最近使ったアイテムを確認してみましょう
  2. エクスプローラーで「.xlsx」を検索してみます

どの問題も必ず解決方法があります。
一つずつ試してみれば、きっと解決できますよ。

6. 今日のまとめ(到達点)

  • 開く→作る→保存→閉じるの基本的な流れを身につけました
  • Ctrl+Sで失敗を防ぐことができます
  • 困った時も回復機能Ctrl+Zがあるので、落ち着いて対応できます

今日学んだことができれば、Excelの基本は十分です。
自信を持って次に進んでくださいね。

終礼(本日のまとめ)

  • 起動は4通り、終了は3通りあります。まずは1通りずつ確実に覚えましょう
  • ブック/シートの違いがわかると、迷うことが少なくなります
  • Ctrl+Sの習慣で、安心して作業できるようになります
  • 復元の方法を知っていれば、ミスをしても怖くありません

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