朝礼(本日の要点)
今日は次の4つのことを覚えていきましょう。
- Excelの起動4通りと終了3通り
- ブックとシートの違い
- Ctrl+Sでこまめに保存すること
- 間違って閉じた時の復元手順
はじめに
こんにちは、PCスキル工場のHiroです。
最初につまずきやすいのが「開く・保存・閉じる」の操作なんです。
でも焦らなくて大丈夫。ゆっくり進めれば必ずできるようになります。
ここを覚えると、次の学習がずっと楽になりますよ。
※この記事はWindows OS(ウィンドウズ)を対象とします。
この記事では、基本の流れをやさしく解説します。
検索から何度でも戻れるよう、図解と手順を残しました。
まずはブログで土台を作りましょう。
応用編や練習問題はnoteで詳しく扱っています。

1. 起動(Excelを開く)基本の4通り
最初は1通りだけ確実にできれば十分です。慣れてきたら、他の方法も試してみてくださいね。
方法A:スタートメニュー(一番確実)
- 画面左下のWindowsマークをクリックします
- すべてのアプリを開きます
- Excelを見つけてクリックします
方法B:検索(速くて便利)
- Windowsキーを押します
- 「Excel」と入力します
- 表示されたExcelをクリックします
方法C:ファイルから(作ったファイルがある場合)
- 目的の「.xlsx」ファイル(エクセルファイル)をダブルクリックします
- そのファイルがExcelで開きます
方法D:ショートカット(よく使う場合)
デスクトップやタスクバーのExcelアイコンをクリックします
ヒント:最初はAかBの方法が迷いにくくて、確実にできますよ。
どちらか一つを覚えれば十分です。
2. 起動後の画面と用語
Excelが起動するとスタート画面が表示されます。まずは空白のブックを選んでみましょう。
覚えておきたい2つの言葉があります:
- ブック:Excelのファイル全体のことです(ノート1冊のようなもの)
- シート:ブックの中の1ページのことです。下のタブで切り替えできます
難しく聞こえるかもしれませんが、使っているうちに自然に覚えられますから安心してくださいね。
3. 保存の基本(ここが一番大切)
作業した内容を失わないためには、保存の習慣がとても大切です。最初は保存する場所と名前を決めます。その後はCtrl+Sで簡単に保存できますよ。
初回の保存(名前を付けて保存)
- 左上のファイルをクリックします
- 名前を付けて保存を選びます
- 保存場所(ドキュメント/デスクトップ/OneDrive)を選択します
- わかりやすいファイル名を入力します
- 保存をクリックします
2回目以降(上書き保存)
- Ctrl+Sを習慣にしましょう。作業の区切りで押すだけです
- 少しでも不安を感じたら、まずCtrl+Sを押してみてください
Ctrl+Sは魔法の操作です。これを覚えるだけで、作業がずっと安心になりますよ。
4. 終了(Excelを閉じる)3つの方法
用途によって使い分けます。
迷った時は、画面に出る確認メッセージをゆっくり読んでみましょう。
方法1:ファイルを閉じる
- 右上のウィンドウの×を押します
- Alt+F4を押します
- ファイル → 閉じると選択する
→ Excel本体(アプリケーション)は開いたままです
方法2:Excel全体を終了する
- タスクバーのExcelアイコンで、
右クリック → すべてのウィンドウを閉じるを選択
→ 複数のExcelファイルを開いていて、全てのファイルを終了する場合
方法3:確認メッセージに従う
変更がある時は「保存しますか?」というメッセージが出ます:
- 保存:変更を保存して閉じます
- 保存しない:変更を捨てて閉じます
- キャンセル:閉じる操作をやめます
慌てずに、メッセージをよく読んで選択すれば大丈夫です。
間違えても、やり直せますから安心してくださいね。
5. よくある失敗と解決方法
困ったことが起きても慌てる必要はありません。手順通りに進めれば、ほとんどのことは数ステップで解決できますよ。
A:起動しない/固まってしまう
- まずはパソコンを再起動してみましょう
- セーフモードで起動してみます(Ctrlを押しながらExcel起動)
- アドイン(追加機能)が原因のことが多いです。不要なアドインを無効にしてみましょう
B:保存しないで閉じてしまった
- Excelを開きます
- ファイル → 情報 → ブックの管理をクリックします
- 保存されていないブックの回復を選びます
※完全に復元されない可能性もあり(こまめな保存【Cntrl+S】が必要)
C:どこに保存したか忘れてしまった
- Excelの最近使ったアイテムを確認してみましょう
- エクスプローラーで「.xlsx」を検索してみます
どの問題も必ず解決方法があります。
一つずつ試してみれば、きっと解決できますよ。
6. 今日のまとめ(到達点)
- 開く→作る→保存→閉じるの基本的な流れを身につけました
- Ctrl+Sで失敗を防ぐことができます
- 困った時も回復機能とCtrl+Zがあるので、落ち着いて対応できます
今日学んだことができれば、Excelの基本は十分です。
自信を持って次に進んでくださいね。
終礼(本日のまとめ)
- 起動は4通り、終了は3通りあります。まずは1通りずつ確実に覚えましょう
- ブック/シートの違いがわかると、迷うことが少なくなります
- Ctrl+Sの習慣で、安心して作業できるようになります
- 復元の方法を知っていれば、ミスをしても怖くありません

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