【Excel】第3章-8~12まとめ
1. バラバラの文字を1つにくっつける (CONCAT)
「姓」と「名」など、別々になっている文字を1つにまとめます。名簿の整理などに便利です。
さわってみよう!
くっつけた結果:
2. 数字を四捨五入する (ROUND)
小数点や大きい数字を、ルール通りに「丸め」て見やすくします。お金の計算などにも使えます。
さわってみよう!
下のつまみを動かして「丸める桁数」を変えると、結果がどう変わるか見てみましょう。
元の数字:
1234.5678
百の位十の位一の位小数第一位小数第二位小数第三位
四捨五入した結果:
3. 今日の日付と今の時刻を表示する (TODAY / NOW)
書類の作成日や作業時間を記録したい時に便利です。パソコンの日付と時刻を自動で表示します。
今日の日付 (TODAY)
今の時刻 (NOW)
4. 順位をつける (RANK.EQ)
テストの点数や売上の成績などを、高い順(または低い順)に並べ替える時に使います。
さわってみよう!
下の表で、鈴木さんの点数を「つまみ」で動かしてみましょう。全員の順位が自動で変わります。
氏名 | 点数 | 順位 |
---|
まとめ:関数 早見表
今日学んだ関数のまとめです。忘れた時に確認してみましょう。
文字を結合する
関数・記号 | 役割 | 使用例 |
---|---|---|
& (アンパサンド) | 2〜3個の文字を手早くつなげたい時。 | =A1 & B1 |
CONCAT | たくさんの文字を区切りなしで一気につなげたい時。 | =CONCAT(A1:D1) |
TEXTJOIN | 間に空白を入れたり、空のセルを無視したい一番かしこい方法。 | =TEXTJOIN(" ", TRUE, A1:C1) |
数値を丸める
関数名 | 役割 |
---|---|
ROUND | 四捨五入する。 |
ROUNDUP | 切り上げる。 |
ROUNDDOWN | 切り捨てる。 |
日付と時刻
関数・操作 | 役割 | 使用例 |
---|---|---|
TODAY | 今日の日付を表示(自動更新)。 | =TODAY() |
NOW | 今日の日付と今の時間を表示(自動更新)。 | =NOW() |
Ctrl + ; | 今日の日付を入力(固定)。 | キーボードで押す |
TEXT | 日付の見た目を変える。 | =TEXT(A1, "ggge年m月d日") |
IF | 日付で条件を判断する(期限切れなど)。 | =IF(A1>TODAY(), "OK", "期限切れ") |
DATEDIF | 年齢や期間を計算する。 | =DATEDIF(誕生日, TODAY(), "Y") |
EDATE | 数か月後の日付を計算する。 | =EDATE(TODAY(), 3) |
順位付けと並べ替え
関数名 | 役割 |
---|---|
RANK.EQ | 順位を求める(同順位は次の順位を飛ばす)。 |
RANK.AVG | 順位を求める(同順位は平均値)。 |
COUNTIFS | 同順位を解消するのに役立つ。 |
LARGE / SMALL | N番目に大きい/小さい値を求める。 |
SORT / SORTBY | データを並べ替えた新しい表を作る。 |
IFERROR | 数式のエラー表示を隠す。 |
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