第3章-9 ROUND関数で四捨五入

Excel
【改訂版】やさしいROUND関数学習アプリ

ROUND関数で四捨五入

計算が合わない「なぜ?」を解決します。

最初に学ぶ3つの関数

まずは、今日覚える3つの関数の役割を確認しましょう。

関数の使い分け早見表

関数名 役割 関数の構成
ROUND 四捨五入する =ROUND(数値, 桁数)
ROUNDUP 切り上げる =ROUNDUP(数値, 桁数)
ROUNDDOWN 切り捨てる =ROUNDDOWN(数値, 桁数)

1. 関数をくらべてみよう

下のボタンで数字を選び、つまみを動かしてみましょう。

① 数字をえらぶ:

② つまみで「桁数」を変える: 0

千の位十の位整数小数点1位小数点2位

四捨五入
(ROUND)

1235

切り上げ
(ROUNDUP)

1235

切り捨て
(ROUNDDOWN)

1234

2. 合計がズレる「罠」

見た目は同じでも、合計がズレる?
ボタンを押して確かめましょう。

❌ ダメな例
(見た目だけ変える)

10
25
15
合計: ?

✅ 良い例
(関数で正しく変える)

10
25
15
合計: ?

3. 消費税の計算

消費税は「切り捨て」が基本です。
商品ボタンを押してみましょう。

商品を選ぶ:

消費税 (10%・切り捨て)

19円

数式: ROUNDDOWN(198 * 10%, 0)

最後のまとめ

大事な3つのポイント

計算には関数を使う: 合計がずれないように、必ず関数で数値を丸めましょう。

3つの関数を使い分ける: 「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」を、ルールに合わせて選びましょう。

計算は正確に: 関数を使えば、パソコンの細かい計算ミスも防げます。


関数の使い分け早見表

関数名 役割 関数の構成
ROUND 四捨五入する =ROUND(数値, 桁数)
ROUNDUP 切り上げる =ROUNDUP(数値, 桁数)
ROUNDDOWN 切り捨てる =ROUNDDOWN(数値, 桁数)

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