Ctrl+Zで元に戻す
「しまった!」も、こわくない
Excelで間違えても大丈夫。このページで「元に戻す」方法を学んで、安心してExcelを使いましょう。
基本の道具
「元に戻す」と「やり直し」。まずはこの2つの使い方を、実際にさわって覚えてみましょう。
元に戻す (`Ctrl+Z`)
操作を1つ前に戻すには、3つの方法があります。
-
キーボード
一番早い方法です。
-
画面の矢印ボタン
マウスで押すだけ。
-
矢印の▼ボタン
まとめてたくさん戻せます。
やり直し / 繰り返し (`Ctrl+Y`)
`Ctrl+Y`は、状況によって働きが変わります。ここで試してみましょう。
今の状態:
なにもしていない
注意点:元に戻せないこと
「元に戻す」が効かない操作もあります。これを知っておけば、大きな失敗を防げます。
⚠️一番の注意!
シートの削除
シートを消してしまうと、絶対に元に戻せません。一番気をつけましょう。
🚫その他
- ファイルを保存すること
- 印刷など、「ファイル」メニューの操作
- マクロの実行
ミスを防ぐ工夫
そもそも間違いが起きないように、Excelに便利な設定をしてみましょう。
入力ルールを決める
変なデータが入らないように、セルに入力できるものを制限します。
例:
- リストから選ばせる:「男・女」など、決まった言葉だけ選べるようにする。
- 数字や日付を制限:「1から100まで」など、範囲を指定する。
最後の手段
「元に戻す」が効かない、最悪の事態からデータを回復させる方法です。
昔ながらの方法
パソコンの中だけでできる、最低限の備えです。
- 自動回復: パソコンが急に落ちた時に、直前の作業を助けてくれます。
- バックアップ: 保存するたびに、1つ前の状態のコピーを残しておけます。
最強の味方:バージョン履歴
OneDriveという場所にファイルを保存している時だけ使える、特別な機能です。
消してしまったシートも、これで元通りにできます!
こんなとき、どうする?
よくあるお悩みの解決方法です。あなたの困りごとと答えを見てみましょう。
✅ 一番のおすすめ
元に戻す (Ctrl + Z)
すぐにキーボードの`Ctrl`キーと`Z`キーを押しましょう。ほとんどの小さなミスは、これで一瞬で直ります。
✅ まずはこれを試す
元に戻す (Ctrl + Z)
あわてずに`Ctrl+Z`で元に戻しましょう。
💡 次からミスしないために
シートの保護
あらかじめ「シートの保護」機能で数式にカギをかけておくと、うっかり消すことがなくなり安心です。
✅ 唯一の解決策
バージョン履歴
これは`Ctrl+Z`では直りません!でも、ファイルをOneDriveに保存していれば、「バージョン履歴」から消す前の状態に戻せます。これが最後の頼みの綱です。
ショートカットキー早見表
このページで紹介した、覚えておくと便利なショートカットキーの一覧です。
操作の種類 | ショートカットキー | 簡単な説明 |
---|---|---|
元に戻す | Ctrl + Z | 操作を1つ前に戻します。 |
やり直し / 繰り返し | Ctrl + Y | 「元に戻す」の取り消し、または直前の操作の繰り返し。 |
繰り返し | F4 | 直前の操作を繰り返します。(`Ctrl+Y`と同じ働き) |
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