第4章-5 Ctrl+Zで元に戻す

Excel
Excel「元に戻す」完全攻略ガイド - インタラクティブ版 (改訂版)

Ctrl+Zで元に戻す

「しまった!」も、こわくない

Excelで間違えても大丈夫。このページで「元に戻す」方法を学んで、安心してExcelを使いましょう。

👇

基本の道具

「元に戻す」と「やり直し」。まずはこの2つの使い方を、実際にさわって覚えてみましょう。

元に戻す (`Ctrl+Z`)

操作を1つ前に戻すには、3つの方法があります。

  • キーボード

    一番早い方法です。

  • 画面の矢印ボタン

    マウスで押すだけ。

  • 矢印の▼ボタン

    まとめてたくさん戻せます。

やり直し / 繰り返し (`Ctrl+Y`)

`Ctrl+Y`は、状況によって働きが変わります。ここで試してみましょう。

今の状態:

なにもしていない

このセル

注意点:元に戻せないこと

「元に戻す」が効かない操作もあります。これを知っておけば、大きな失敗を防げます。

⚠️一番の注意!

シートの削除

シートを消してしまうと、絶対に元に戻せません。一番気をつけましょう。

🚫その他

  • ファイルを保存すること
  • 印刷など、「ファイル」メニューの操作
  • マクロの実行

ミスを防ぐ工夫

そもそも間違いが起きないように、Excelに便利な設定をしてみましょう。

入力ルールを決める

変なデータが入らないように、セルに入力できるものを制限します。

例:

  • リストから選ばせる:「男・女」など、決まった言葉だけ選べるようにする。
  • 数字や日付を制限:「1から100まで」など、範囲を指定する。

最後の手段

「元に戻す」が効かない、最悪の事態からデータを回復させる方法です。

昔ながらの方法

パソコンの中だけでできる、最低限の備えです。

  • 自動回復: パソコンが急に落ちた時に、直前の作業を助けてくれます。
  • バックアップ: 保存するたびに、1つ前の状態のコピーを残しておけます。

最強の味方:バージョン履歴

OneDriveという場所にファイルを保存している時だけ使える、特別な機能です。

消してしまったシートも、これで元通りにできます!

こんなとき、どうする?

よくあるお悩みの解決方法です。あなたの困りごとと答えを見てみましょう。

文字の打ち間違い・かんたんな操作ミス

✅ 一番のおすすめ

元に戻す (Ctrl + Z)

すぐにキーボードの`Ctrl`キーと`Z`キーを押しましょう。ほとんどの小さなミスは、これで一瞬で直ります。

大事な数式をうっかり消してしまった

✅ まずはこれを試す

元に戻す (Ctrl + Z)

あわてずに`Ctrl+Z`で元に戻しましょう。

💡 次からミスしないために

シートの保護

あらかじめ「シートの保護」機能で数式にカギをかけておくと、うっかり消すことがなくなり安心です。

【大変!】シートを丸ごと消してしまった

✅ 唯一の解決策

バージョン履歴

これは`Ctrl+Z`では直りません!でも、ファイルをOneDriveに保存していれば、「バージョン履歴」から消す前の状態に戻せます。これが最後の頼みの綱です。

ショートカットキー早見表

このページで紹介した、覚えておくと便利なショートカットキーの一覧です。

操作の種類 ショートカットキー 簡単な説明
元に戻す Ctrl + Z 操作を1つ前に戻します。
やり直し / 繰り返し Ctrl + Y 「元に戻す」の取り消し、または直前の操作の繰り返し。
繰り返し F4 直前の操作を繰り返します。(`Ctrl+Y`と同じ働き)

もう大丈夫!

ミスをしても、元に戻す方法を知っていれば安心です。自信を持って、Excelを使ってみましょう!

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